「飯田焼肉世界記録挑戦実行委員会」は、2021年11月29日に飯田市飯田駅多目的広場(アイ・パーク)において、飯田市との共催にて世界で「最も長い鉄板(Longest griddle)」で焼肉をおこない、ギネス世界記録™に認定されました。
同委員会は、飯田下伊那食肉組合・組合長でもある吉川武彦氏を中心とした、地域を焼肉文化で盛上げたいと思う市民有志による団体。人口1万人当たりの焼肉店舗数日本一(※1)という飯田市の資源を活用し、地域内に数多く誕生している飯田焼肉の取り組みをさらに勢いづけて地域を元気にしたいとの思いから今回の挑戦が計画されました。
挑戦に先立って、同委員会は2021年9月8日よりクラウドファンディングを実施。10月8日までの間に128人の支援者から281万2,000円を集め、目標金額を上回る達成を果たしたことで当日への期待がさらに高まりました。
そして「飯田焼肉の日(※2)・11月29日」にちなんだ世界で「最も長い鉄板」である長さ11.29mの鉄板を製作したのは「戸崎鐵工所」(飯田市鼎中平)。当日は会場近くまでトラックで運搬し、会場近くで台車に載せ替えて、人力で会場である飯田市飯田駅多目的広場「アイ・パーク」に運び込みました。
午後1時、ギネス世界記録公式認定員の立ち会いの元、実行委員長、佐藤市長、クラウドファンディングの支援者や飯田産業親善大使(焼肉大使)であるモノマネ芸人のニッチローさんら、総勢150人が参加し、挑戦開始。鉄板の計測、参加者による実食を確認後、無事ギネス世界記録™に認定されました。
今回のギネス世界記録™認定について飯田市IIDAブランド推進課の宮下さんは、
「ギネス世界記録™の取組をきっかけに、『飯田焼肉』を盛り上げる様々な活動がさらに活発になり、地域の活性化、国内外へ向けた飯田の発信につなげていきたいです」
と話します。
また、今回の挑戦の取り組みをすすめるなか、実行委員会内で飯田焼肉を表す「飯田焼肉ピクトグラム」が発案され、当日会場内の装飾に使用して公表されました。今後、市民が活用できるよう準備しているとのことです。
飯田市は、精肉店が運んでくれる「出前焼肉セット」による「出前焼肉」などの焼肉文化が以前からあり、多くの市民に焼肉が親しまれています。今回の記録がコロナ禍の影響を受ける地域を励まし、さらに飯田のブランド力向上につながることが期待されます。
※1 南信州畜産物ブランド推進協議会調べ(2021年1月末時点)
※2 日本記念日協会認定
■お問合せ
飯田焼肉世界記録挑戦実行委員会
(飯田市役所総合政策部IIDAブランド推進課内)
電話: 0265-22-4511(代表)内線2232